第8回ディアプラスBL小説大賞の結果が発表になりました。雑誌を自分の店で買おうと思ったら、長蛇の列過ぎて、昼休みに買うのやめてその後の休みに購入するに至る…。
拙作、「二週間の恋人」は第三次選考通過でした。前回初投稿は四次だったからな~、と思うけれど、四次・最終って本当に選ばれし十名っていう感じなので、「いけたら!」というレベルだったので、三次より落ちたら猛反省を促したいです。今日のところは、平均的には書けているレベルということで、それより上に行くにはどうしたらいいかを、D+さんに個別評がもらえない三次通過の人間は自分なりに考えてみようと思う。
前回の「このキスは返品不可」のときに、攻めの職業についてリアリティが足りないという指摘を食らっていたので、まずは知っている土地や職業を出そうと決めて書き始めたのが、この「二週間の恋人」でした。なので、大学生が教育実習で地元・函館に戻ってくる話にしました。(私が函館出身なので)
が、函館という土地をもっと生かす話を作らなければならなかったですね。函館山からの夜景を見るとか。朝市に出かけるとか。五稜郭公園に行くとか。唯一あるとすれば、墓地が函館山のふもと、坂の上にあることを書いたのと、大沼国定公園でデートさせたくらいですね。編集さんが「函館なのに夜景の話しねぇのかよ!」って紙の束を机に叩きつけているのが見える。
思えば札幌が舞台の「お化け屋敷の椿姫」では、冬の小樽をきちんとデートしていたな。
大沼ちょっと弱かったな。でも五稜郭公園だと、生徒に見つかってしまうから駄目なんだ……。
函館が舞台のBLを今度書くときには、絶対に冬の空気が澄んだ夜に、函館山にロープウェイで夜景を見に行かせます。あっ、でもお山の上でキスなんてしてたら、めちゃ目立つわね……観光客だらけ。
あとは説明しすぎですね。新書館さんは東大・本郷キャンパスに近いんだし、編集さんとか高学歴の人間が多いんだから、あんなに東大の入試方式やらなんやら説明しなくてよかった。その分もっと描写すべきことがあったと思う。
そして東大生である必要性あったのか……ないな……? でもこちらもまたいつか、東大生BL書きたい。
ミスについて懺悔しておくと、年齢設定をミスりました。この状態だと、攻めが高校在学中に受けが教師として赴任しててもおかしくなくてですね、久しぶりの再会って感じにならない。中高一貫校にしなきゃよかった。普通の中学校にしておくか、受けと攻めの年齢をもっと計算すべきでした。もう年齢差のあるカプ書くのやめとけってことかな!
なんて言いつつ、また1月のD+さんに提出予定のプロット見ると、年齢差があるんだよ。今度こそ間違うなよ!!
誤字が多かったのも、どうにかしたいところです……。
1月〆切も年下攻め・再会モノなんで、D+編さんに怒られるような気がしてきたぞ…? でも珍しくタイトルも決まった状態で書くんですよ! プロットもっかい見直して、年齢ミスしないように。1月は大学生・復縁・下剋上でいきます。私としては珍しく、ポップで明るい話かな。
でもその前に、コバルトノベル大賞やります……まだ3章が、20枚くらいしか書けてないの。こんな反省文を長々と書いている場合じゃないの……。
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「二週間の恋人」、プロローグのみアップしました。つ、続きはノベルの原稿が出来上がり次第……年明けにお会いしましょう。