忍者ブログ
11
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 管理画面
    プロフィール
    HN:
    葉咲透織
    Webサイト:
    性別:
    女性
    趣味:
    観劇、読書、執筆
    フリーエリア
    カレンダー
    10 2024/11 12
    S M T W T F S
    1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30

    [PR]

    ×

    [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

    「笑う巨塔」@グローブ座 4/2マチネ ※ネタバレ

    推しの約二年ぶりの舞台出演ということで、グローブ座まで行ってきました。

    享恭くんは初めてのコメディということで、思った以上に苦労していたのだということが事務所の有料会員サイトのスタッフ日記によって本日明らかになりました。舞台上でも、一生懸命に真っ直ぐな青年を演じていて、好印象だったんですけれど……ですけど……うーん。


    まずセリフが聞き取りにくいんです。マイクなしなのかな。それにしても、全然聞こえなくて、周りがなんで笑ってるのか本当に理解できなくて真顔だったシーンが何か所もありました。思い出せないくらいたくさん。

    あとは、全体的に冗長でした。同じことを繰り返す面白さっていうのもあるんでしょうが、それを多用すると「長いなこのくだり」「まだ終わんないのかな」に繋がると思いました。って、素直にアンケートにも書いてきましたこの辺。



    それから隣の女性客が、公演中に飴を取り出して舐め始め、カテコでキャストが目の前にいるのに水を飲み始めた瞬間に、怒りを覚えました。客席内は飲食禁止だっての!!!



    あとは畳んでおく。



    にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ







    そもそも群像劇が苦手だって何度も言っている気がするんですけれど、案の定案の定……だった。明確な主人公を決めない物語というのがどうも苦手で。コメディの手法としてはオーソドックスな、嘘に嘘を重ねる、勘違いに勘違いを重ねることで面白おかしくなってしまうっていう手法でした。「親方」違いに、「フミちゃん」違い。それから結婚相手違いという三つの勘違いが絡まり合ってひとつの喜劇を創り上げているわけですが……最後のが余計だったのかもしれない。いや、最後のないと病院の医者・看護師パートが盛り上がらないっていうのもわかるんだけれど。



    何か所か、宅間さんの匙加減によるアドリブ無茶ぶりコーナーがあったんですが、面白くないわけじゃないんだけれど、これもなんとなく、役者さんの個人的な事情を反映させての回答だったので、そういうメタな奴があまり好きではないので、心に響きませんでした。



    下品なのも得意じゃないので、(別に下ネタ全般が好きじゃないってわけでもないんだけれど)舞台上でうんこうんこ連呼されてもまったく面白くないです。必然性があるというか、子供の悪口ならまぁいいとして、さすがに子供っぽい一面を出すにしても、いい年したオッサンが「うんこ」はないわ…と思う。



    とにかくコメディなのに、真顔で見ている時間が長くて、「早く終わらないかな…」って思った舞台は久しぶりです。いつもだいたい、「えっ、もう終わりなの?」「もうこんな時間なの?」って、面白いものを見ると時間が飛ぶように過ぎるんですけれど、はっきりいって、椅子に座っているのが苦痛でした。




    もう、推しのスーツ姿(格好いいお洒落な奴じゃなくて、政治家の秘書の役なので、グレーのできる風ビジネスマンなスーツです)(ところで昔見た渡辺大輔主演の「ハッピー・セブン」という舞台で、大輔ファンの友達に「大輔のスーツ、仕付け糸ついたままだったんだけど、それ取れてるかどうか確認してきて!!」って言われたのを思い出してしまって、思わず背中に仕付け糸がついてないか確認してしまった)を拝む以外にやることないんじゃないのかと。



    そんな享恭くんは今回、政治家の息子で、父親の秘書を務めている青年の役でした。父が過労(空腹)で倒れたことが知れたら、間もなく行われる総裁選に影響するということで、秘書三人で、どうごまかすかっていうのが一つの軸だったりします。




    滅茶苦茶な言い訳やら嘘やらを重ねていって、果ては会ったことのないフミちゃんの彼氏まで演じる羽目になる蓮太郎くん。政治に誠実でなければならないと主張する好青年でありながらも、その実、ピンチになるとすぐにごまかしちゃうあたりが人間らしいというかなんというか。



    彼もあまり滑舌よくないというか、声が籠るようなところがあったりするんですけれど、とにかく他のキャストの声の方がよく聞こえなかったので(東北弁ほんと聞き取りづらい…)、相対的にまったく気にならなかったです。相対的にっていうとあれですけれど、前よりも断然よくなっているのは確かなのです。


    初舞台の「もののふ白き虎」のときなんて、初日のときに働きながら、「心配で心配で、息が苦しい…」って言ってたし、観劇予定を早めたくらいだったのですが、エグゼイドを経て彼が成長して、もう全然心配なんてないな、期待しかないな、と信頼して向かいました。不安だったのは、作品が自分の好みに合うかどうかだったんですけれど、こちらの不安は的中してしまいましたよね~……



    今こうやって思い返しても、面白かったシーンとか、よかったシーンとかほぼほぼないんですよね。唯一心に残ったものといえば、鶴太郎さん演じる親方(とび職)が、奥さんに対する感謝の手紙を読んでいるシーンは、不覚にもぐっと来たっていうあたりぐらいで。



    ※※※


    最後にライブというか、ダンスがあるんですけれど、推しのダンスが……あ、あれ? 「黒子のバスケ」のときもうちょっとまともに踊ってなかったっけ……? 私の記憶違いでしょうか。とにかくもっと、笑顔で踊ってほしいなあ。今日近くで見られたんだけれど、表情が硬かったんですよね。アンケートに書いてきたんだけれど。


    あ、そういえば久しぶりに番長(北代高士さん)の演技を見たんですけれど、彼は本当に、コメディが似合いますね! よくよく見るとすごい格好いいんだけれど、格好いい役よりもちょっと情けない役とか面白い役がよいと思うので、今回もはまってました。


    ※※※




    てかこれ、あともう一回見るんですよ。いや、推しが出るからもっとチケット取ろうかな? って考えてたんですけれど、ま~~~~取らなくてよかったです。もっと短ければ素直に「面白かった!」って言えたのかもしれないけれど、いかんせん、長すぎた。私が好みじゃないだけなのですが。


    東京楽は三階席なので、もっとセリフが聞こえないんじゃないか疑惑が出ています。


    これから地方公演もあるので、こんな風に言ってる私が言うのもなんだかな~、ですが、興味のある方はぜひお調べください。単純に私の趣味じゃなかっただけなんで! もしかしたら皆さんの好みには合うかもしれない!!!!



    ※※※


    コメディについてはもっと掘り下げておくと、今後の創作活動に役立ちそうなので、また別記事にまとめたいな、と思います。










    PR

    お名前
    タイトル
    文字色
    URL
    コメント
    パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
    非公開コメント
    [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148]  [147]  [146]  [145]  [144


        ◆ graphics by アンの小箱 ◆ designed by Anne ◆

        忍者ブログ [PR]