二年ぶりの再演、観劇してまいりました。
初演時はとにかく、「大輔(渡辺大輔さん)と古川様(古川雄大さん)が帝国劇場で共演! 行かなきゃ! っていうかWキャストで和樹(加藤和樹さん)もいるじゃん! 実質テニミュでは……?」となったので、和樹の回に行きました。
今回は譲ってもらったのがロナン=小池徹平、オランプ=神田沙也加、マリー・アントワネット=凰稀かなめの回ということで、マリー・アントワネットだけ前回と同じく凰稀さんでした。前回の感想ブログを見直すと、「王妃様、時々歌声が雄々しい……」って書いてあったんですけれど、今回は全然そんなことなかったです。お美しかった。
以下畳む。
歌は覚えているのが二曲くらいしかないけれど、初演時に受けた衝撃は忘れておらず、一曲目から涙ぐんでおりました。ああ、こっから休憩挟んで約3時間、フランス革命の世界に没頭できるんだなあ、と思うとわくわくしっぱなし。
和樹ロナンは超ワイルドな男前ロナンでしたが、徹平ロナンは幼い顔立ちもあいまって、ピュアな青年。身長が低いので、「革命の兄弟」を革命家三人(デムーラン、ダントン、ロベスピエール)と肩組んで歌うとなると、末っ子感が出ますね。可愛い顔して男前、って感じでしょうか。
キャストが変わったといえば、ロベスピエールが古川様→三浦涼介さんに変更になりました。歌声はりょんの方が迫力があって、ダントン役の上原理生さんやデムーラン役の大輔に負けないくらいでよかった。古川様と一番違うのは、りょんのロベスピエールは夢に邁進する情熱的な青年の要素が強くて、古川ロベスピエールにあった、後の恐怖政治を暗示するような空気感はなかったです。
そのロベスピエールなんですが、初演のときに「えっ、いつのまに恋人できとるん??」って思ったら、再三突っ込まれたらしく、伏線が張られてました(笑)。パレ・ロワイヤルでのシーンで女性と一緒にいたわ。クロストーク見て笑っちゃった。
※※※
大輔のミュージカル舞台でのナマの歌声が一番好きですね、やっぱり。低音で、伸びやかな歌声に感情が乗っていて、鳥肌が立ちます。初めて彼の歌声を聞いたのが、テニミュ比嘉公演の「よみがえりし者」だったわけですが、そのときに「すごい!」と感動したのを今でも覚えています。デムーランのソロの間中、ずっと泣いてました。
テニミュのときは毎回最初に見るとき、「大輔ちゃんと踊れるかなぁ……」と余計な心配をしていたのですが、ダンスももう、心配ないですね。絶対にステキな歌声と演技を見せてくれるって信じられる役者さんです。
それにしても、コートのひらひら加減といい、ロングヘアのしっぽといい、ものすごく格好いいです。今まで彼が演じてきた役柄の中でも、一、二を争うくらい好き。
※※※
お金に余裕があったらもう一回和樹で見たいんだけれども、お金がないんだなぁ……それに、同じ帝国劇場でやる「モーツァルト!」も行きたい。古川様が主演だからね……行かなければならないっていう使命感。
次の大ちゃんは、「タイタニック」かな。チケットまだ手配してないけれど。
PR