椹野道流先生デビュー20周年記念サイン会がコミコミ町田店で開催されました。
私も無論ファンなのですが、うちの母もまたファンでして、母に「サイン会あるけど、申し込んでみようか?」と尋ねたら「時間があるならよろしく」と返ってきたので、申し込み→当選したので本日、サインをいただいてまいりました。
実家にはデビュー作の「奇談」シリーズが既刊分全部揃っていますし、「メス花」も「貴族探偵エドワード」も「時をかける眼鏡」も……と、たぶんほぼほぼあるんじゃないかな。帰省する度に新刊を読んでいます。自分で購入しているのは、母があまりチェックしていないだろう、講談社ノベルスの「鬼籍通覧」シリーズ。「鬼籍通覧」が一番好きなんで。「ブライトン・ロック!」(全2巻)を読んで「全然完結してないじゃん」と言う母に代わって、インターネットを駆使して「同人誌で書いてるらしい」ことを突き止め、そのまま通販を申し込んだこともありました。
以下に畳む。
コラボカフェも併設のカフェで開催されていました。
シャレードの「いばきょ&まんちー」の「まんぷく亭」とプラチナの「はたらくお兄さん」の「遥屋」がコラボしたよ! という設定でした。メニューは四種。うち、二種類注文。
大野木先生をイメージしたアイスティー。店内が暖房でポカポカしていたので、ちょうどよかった。エディブルフラワーは齧ってみたけど「うーん…」だったので結局食べない。
そしてこちら……ってちゃんとメインのサンドウィッチが見えないな! 写真撮るセンスがねぇな! えっと、遥屋のコッペパンを使用してまんじくんがちまちまえびを並べたえびアボカドサンドウィッチとキャロットラペとクラムチャウダーがセットになっている、「まんぷく亭特製日替わりプレート」ですね。
えびをちまちま~って言うけれど、ボリュームがすごかったので、「ほ、ほんまにまんぷく亭やん……!」ってなりました。おいしかったです。特にキャロットラペ美味しかったんですが、これレシピ教えてくれ……家でも作りたい。ツナが入っていることしかわからない。
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そしてサイン会&プチイベント。
天野店長(通称・てんてん)が「三分くらい時間がありますので~」って言うから、にわかに緊張するオタク。ベルトコンベアに載せられたおにぎりの気持ちになれる若手俳優のイベントにしか行ったことがないから、短くぴしゃっとお話することには慣れているんだけれど、長く話すの無理。
結局「母も大ファンで、実家が北海道で、私が読んだら全部母親にプレゼントするんです」って母親の話と「最後の晩ごはん」のドラマ化おめでとうございますくらいしか話せなかったな~。本当は「鬼籍通覧」の森くんが好きです! 新刊の森陽一郎くん、活躍しててよかった! です! って言いたかった……全部飛んだ。
あと、「私も作家デビュー目指して投稿しているんですが、何かアドバイスください!」って図々しいことを言おうと思っていたんだけれど、やめた。そんなの物になるかどうかもわからない素人にいきなり聞かれても先生も大変だよね。
椹野先生みたいに20年も第一線で活躍できる作家になりたいな、とサインしてもらいながら思いました。そのためにも、たくさんのアイディアを練って、書いて書いて書きまくって、まずはデビューしたい。そして「自分の作品は面白いです!」「商売になります!」と、いくらボツを食らったとしても自信を持ってプレゼンできる強い心を持ちたいな、と思いました。
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