第191回コバルト短編小説新人賞の結果が出ました。拙作、「王女様は本の虫」は、もう一歩に引っかかってくれていました。
珍しく、というかほとんど初めてのファンタジー小説です。短編でもファンタジーって書こうと思えば書けるんだな……。読み返してみても、私らしいというかなんというか。一番書きたかった、最初に思い浮かんだのは、可憐に微笑む美少女が、「だって歴史は所詮、物語でしょう?」と言う場面です。それを書きたくて話を作っていった結果、お兄さんが……あれ?
最後の王女様のセリフで匂わせられてたらいいな、と思うのですが、一応裏設定として、この王家は近親相姦を秘密裏に行い、先祖の漆黒を継ごうとしていたという話になっています。そこまで書いてしまおうかな、と思って、ギリギリで踏みとどまった奴。そしてこういうとき大抵、踏みとどまらなくてよかったのにって言われる奴。
(過去大学のサークルで発表した小説の合評会で、「これ本当は女の子じゃなくて男の子だったんですよー(なぜなら元々が二次創作のブツだから)」って言ったら、「男の方がよかった」って言われた……解せぬ)
(そして今思い出してみても、いい感じの話だと思うので、そのうちコバ短用にリメイクして投稿したいな。もっとドロドロした感じにしたい)
コバ短は2017年まとめの記事を、近日中に書きたいな、と思っています。
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そんな感じで帰宅したら、Bプリンスさんから評価シートが届いていました。おいショコラ。生きてるのかショコラ。Bプリより先に結果発表したじゃないかショコラ。評価シートください……忘れ去られているのか。
って思いながら今、ショコラ編集部のtwitterアカウントを見たら、コミックアンソロジーの方が休刊じゃないですか、やだー。
で、Bプリさんの評価シートですね。総合評価はB+だったので、一次は通過していたようです。ちょっとほっとしました。
恋愛描写とエッチシーンが課題、とズバリ書かれてしまったので、次回D+では生かして……プロット練り直すかなあ……
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