昨日、一年間追いかけてきた「仮面ライダーエグゼイド」のファイナルイベントに行ってきました。
エグゼイドをこんな風に一生懸命に見ることになったのは、元々「ウルトラマンX」から大ファンで、成長を追って見守っている松本享恭くんという役者がレギュラー出演・3号ライダーとして変身することになったからでした。
彼の姿を一目見たくて、映画の先行上映会やら初日舞台挨拶やら(東映特撮FCに月額1000円課金しているのに、FC先行最近全然当たらなくて困った)、トークイベントやらに顔を出していって、彼のことは勿論好きだし、他のキャストもみんな好きになったのですが、私の中で一番印象に残っていて、大好きになったのは、岩永徹也さんという方でした。
最近はクイズ番組で活躍されていらっしゃるので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
彼はそのスマートな立ち姿振る舞いと整った顔立ちからは考えられないくらい、ふわっふわな喋り方をするんですが、とても頭のいい方で、トークを聞くたびに好きになってしまうのです。
そんな彼が、昨日のイベントの千秋楽で最後におっしゃった言葉を要約しておきます。
メモを取っているわけじゃないので、ニュアンスで受け取ってください。
「僕も30歳になって仮面ライダーになれましたし、夢を追うのに年齢なんて関係ない。どうせ100年経ったらみんな死ぬんだし、何をしても、結局大したことないんだから、やりたいことをやってください」
他のキャストも「仮面ライダーになりたいっていう夢が叶ったので、夢は叶うよ」と子供たちに向けておっしゃっていたのですが、何よりも、アラサーで仮面ライダーに変身して、突き抜けたキャラを演じ切った岩永さんの言葉だからこそ、心に響きました。
IQ高くて高学歴であれこれ資格を持っていても、毎日勉強してたり早起きしてランニングしてたり、格好いいだけじゃなくて、努力の塊のような方です。自分自身の生き様で、自分の言葉を体現して見せてくれている彼は、とても魅力的なひとです。
私が昨年の夏から、昔夢見た「小説家」を志して、あちこちに投稿をし始めたのも、享恭くんが自分の夢に向かって奮闘している姿を眩しく思ったのと、岩永さんがそうやって、大人の夢を肯定してくれたからだったりします。
いつか岩永さんに、「あなたの姿を見て、あなたのおかげでデビューできました。ありがとうございました」と、自分の出版した本を渡してお礼を言いたい。
享恭くんに演じてもらって自分の作品を高みに押し上げてもらいたいし、彼の役者人生の一部になりたい。
まだ何の結果も得られていませんが、昨日のイベントを通じて、再びそう決意することができました。
彼らは私に勇気を与えてくれた、ヒーローです。
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