今朝のtwitterでの呟き
「今日はコバルト短編の発表日か~。もう一歩確定だから私には関係ないぜ~」
だったのですが、昼休みに「どんな話が最終選考に残ってたんだろ~」と思ってwebコバルトをチェックしにいった、ら。
第188回コバルト短編小説新人賞、拙作『のしかかる時の十字架』が最終選考作品として、掲載されております→
こちら
4月の誤報でもう一歩だったのは、本当に選考の途中だったわけですね。もう一歩確定じゃなかった……驚きました。
そして憧れの、編集部の皆様と三浦しをん先生による選評座談会を初めてこの身に受けたわけですが、いやぁ、他の人に対して書かれているものではなく、今の(4か月前の)自分の実力に対して容赦なくビシバシとダメ出しされているのを読む勇気って、なかなか出ないものですね。休憩時間中にスマホで流し見したときには、「うわぁああ」と思ったものの、大丈夫だったのですが、帰宅して「さて!」と気合を入れて公開処刑会場に向かったら、見事に死亡しました。
ショコラ、シャレードとすでに評価シートはもらったことがありますが、座談会形式は何人もの人の本音が(その中には三浦しをん先生というプロの先生の本音も)書かれていて、たくさんの人に糾弾されているような気持ちになって、ちょっとメンタルが弱くなって泣きながら読みました。
最終選考に残れたの、嬉しい。でも受賞できなくて、座談会でいっぱいダメ出しされたのは、悔しい。絶対に、「前回最終選考まで来たときよりもよくなったよね」って言わせてみせる! と今のこの感情をバネにして、これからも投稿を続けていきたいです。
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座談会を(自分のだけじゃなくて)読んで、実際に書く時間よりもやはり、設定を練り込む・プロットを立てる時間と見直しをする時間の方を多く取るべきなんだなぁ、と感じました。SF小説とかほとんど読んだ記憶がないのに、このテーマに手を出したのが間違いだろ! 馬鹿だろ! って感じではありますが、自分で読んでいても、なかなかそういう設定の矛盾には気づかないものですね。座談会で三浦先生や編集さんたちが、私の「スキップ症候群」という設定を元にあれこれと想像を繋げてくれていて、それが全部納得のいくものだったので、もう何も言えません。
あとは登場人物のキャラクターに一貫性を持たせること。登場人物に魅力がない、というのはライトノベル・BL等では致命的な弱点だと思います。いい人が魅力的というわけではなくて、悪い人でも魅力のある悪役を書けたら、それはそれでいいんだよなあ、と。どっちつかずの中途半端が駄目だし、ピカレスク物でもなければ、主役が「クズじゃね?」みたいに見えるのは駄目だなあ、と。
今後の課題として肝に銘じます。押忍。
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